UFJニコス、DC:ビザと携帯クレジット決済業務拡大に取組む(3)

三菱UFJフィナンシャル・グループ傘 下の中核カード会社、UFJニコスと、ディーシーカード(DC)は16日、 世界最大の決済ブランドであるビザ・インターナショナルと共同で、UFJニ コス開発の非接触ICを使ったクレジット決済サービス「スマートプラス」の 導入を推進するなど、非接触IC・携帯電話クレジット業務の拡大に取り組む と発表した。

スマートプラスは、ソニーの非接触ICカード技術「FeliCa(フェ リカ)」に搭載され、利用金額を後払いで金融機関口座から引き落とすポスト ペイ方式のクレジットサービス。現金自動預払機(ATM)でキャッシングも 可能。他社の同様のサービスよりも、商品の販売情報を記録するPOSシステ ムとの親和性が高いため、大型店舗での採用を見込んでいる。

ただ、非接触ICを使ったクレジット決済サービスは、一般のクレジット カード取引と異なり、JCBの「クイックペイ」や、NTTドコモの「iD」 など同様のサービスの仕様共通化や加盟店端末の相互利用が実現していないと いう問題を抱えている。

今回の具体的な取り組みとしては、1)スマートプラスの技術・ノウハウ をビザに無償で提供、2)UFJニコスとDCが一体となってスマートプラス を推進、3)三菱東京UFJ銀行での対応ATMの設置拡大やアコムとの提携 ――などを挙げている。

ビザが同日発表した資料によると、同社では今年5月に、クレジットカー ドや携帯電話での非接触決済サービスを開始する。現行では現金決済が主流の 少額決済を取り込むのが狙い。三菱UFJグループの中核金融機関・カード会 社のほか、セントラルファイナンス、ジャックス、オーエムシーカード、すみ しんライフカード、スルガ銀行がこのサービスに参加する。

現時点で、三菱UFJフィナンシャル・グループだけの利用会員数は2万 人弱、加盟店数は約1000店。同グループでは、2008年度に利用会員数200万 人、加盟店数10万店に拡大すると見込んでいる。

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