米マイクロソフト:「Xbox360」が有利にも―PS3発売遅れなら

パソコンソフト最大手、米マイクロソフト は14日、家庭用ゲーム機「Xbox360」について、競合するソニーの「プレ イステーション3(PS3)」の発売が遅れれば、マイクロソフトが有利にな るとの見方を示した。

マイクロソフトの日本を除くアジア担当地域マーケティングマネジャー、 アンドレス・ベジュラノ氏はこの日香港からの電話インタビューで、「われわ れは勝利を収めたいと考えている」と述べた上で、PS3の発売が遅れれば、 「先行者利益が続き、われわれには恩恵となる」と指摘した。

マイクロソフトは、家庭用ゲーム機の販売を伸ばし、基本ソフト「ウィン ドウズ」への依存度を減らしたい考え。同社は120億ドル(約1兆4200億円) 以上を投入しXbox360を開発。16日からは香港、台湾、シンガポールでも 発売する。3市場での価格は、基本セットが300-330ドル、ハードディスクド ライブとリモコン装備のパッケージで380-410ドルになるという。

ベジュラノ氏は、香港などアジア3市場では発売前のマーケティング活動 で、Xbox360に対する「目を見張るような」需要があったと指摘、「販売開 始に際し、購入希望者すべてにいきわたるよう十分な商品数を確保したい」と 語った。昨年11月22日に米市場での販売開始の際には、数時間で売り切れと なった。

アジアの3市場での当初の発売予定は今月2日だったが、ベジュラノ氏は 「前例のない世界的な需要により、在庫供給が追いつかなかったため」、予定を 遅らせていたとしている。

ソニーは先月、PS3の販売開始を延期する可能性も排除できないことを 明らかにした。ソニー・コンピュータエンタテインメントの広報担当、福岡智 氏は14日、今春に発売するとの計画に変更はないと述べた。発売日はまだ決ま っていないという。

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