上海の銅先物相場:反落-ファンドが売り持ち増やすとの懸念高まる

3日まで3日続伸となっていた上海銅先物相 場は6日、反落している。ヘッジファンドなどの大口投資家が、引き続き銅相 場の下落を見込んでいるとの懸念が広がった。

米商品先物取引委員会(CFTC)の発表によると、ニューヨーク商業取 引所(NYMEX)のCOMEX部門では、2月28日終了週時点で、相場下落 を見込んだ投機筋の売り持ちは買い持ちを4559枚上回った。売り越しは前週比 で2129枚(88%)増加した。

上海大陸フューチャーズの金属トレーダー、王崢氏は「CFTCのリポー トを受け、ファンドが引き続き売り持ちポジションを積み上げるとの懸念が高 まっているため、上海銅相場の上昇の勢いは失速するだろう」と指摘。「上海の 銅在庫は先週、急減した。CFTCのリポートは、在庫減による相場の上昇傾 向と矛盾するものだ」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場5月限は、前週末比で一時210元(0.5%)安 の1トン当たり4万6620元となった。上海時間午前11時18分(日本時間午後 12時18分)現在、4万6640元で取引されている。