コンテンツにスキップする

ソフバンク株が買い気配、日本法人買収で英ボーダフォンと交渉

ソフトバンクの株価が買い気配で始まった。携 帯電話最大手の英ボーダフォンが4日、日本法人の過半数株式を、ソフトバンクに売 却する方向で交渉中であることが明らかになったことが材料視され買いが膨らんでい るようだ。

午前9時5分現在、ソフトバンクの株価は午前9時8分現在、3410円で170 万株の買い気配。前週末の終値は前日比50円(1.8%)安の3310円。

いちよし経済研究所の納博司・主席研究員は、「交渉が妥結していない現時点で は株価には基本的にはニュートラルだ」という。そして今後の推移を見守るとしなが らも、1)価格がどの程度か、2)資金調達が可能なのか、3)ボーダフォンから引 き継ぐも事業を十分に活かせる戦略を持っているのか、4)従来の計画である携帯電 話事業への参入との兼ね合い、など見極めるポイントを挙げた。

独立系投資顧問のマーケット・アンド・テクノロジーズ代表取締役、内山俊隆氏 は「株価にも基本的にはポジティブな材料であり、再び高値圏へと反発する可能性も 高い。さらに、放送と通信の融合で注目を集めていたものの株価的には出遅れ感のあ った通信関連銘柄全体に再編の動きが波及することは必至であり、大きなうねりとし て見直し機運が高まり、さまざまな反応が株式市場にも出てくるだろう。そのためソ フトバンクだけではなく、関連銘柄全体の動きからも目を離せない」という。

ソフトバンクは2007年4月から携帯電話事業に新規参入する方針を示してお り、昨秋には総務省から免許を取得していた。ボーダフォンの日本法人を傘下におさ めることができれば、すでに優位に立っているNTTドコモやKDDIと、真正面か ら対抗できる力を持った「第3勢力」となる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE