中国政府、土地取引と銀行融資の規制強化へ-国改委の馬主任

中国国家発展改革委員会(国改委)は5日、 国内投資の伸びが再び加速するのを防ぐため、政府が土地取引と銀行融資に対す る規制を強化することを明らかにした。資源の需給ひっ迫や生産過剰の回避が狙 い。

国改委の馬凱主任は、同日始まった第10期全国人民代表大会(全人代=国会) 第4回会議での政府活動報告で、「資源と環境に対する圧力が高まっており、さ まざまな不足が引き続き経済の妨げとなっている。発展については、一部の不安 定要因や不確かさが依然としてある」と述べた。

馬主任によれば、政府は固定資産投資の伸び率を今年は18%と、昨年の

25.7%から引き下げることを目指しており、鉄鋼やセメント、アルミニウム、石 炭業界内の企業合併・買収を促している。

馬主任は、「われわれは投資が再び過熱するのを阻止することを目的として おり、新規プロジェクトの数を厳しく規制し、固定資産投資の行き過ぎた伸びを 抑制するため、土地取引と銀行融資の規制強化を続ける」と語った。

中国政府の今年の経済成長率目標は8%。昨年の目標も8%だったが、実際 の成長率は9.9%となった。馬主任は、経済の不均衡を理由に、成長率目標を8% より高く設定することは「不適切」だと指摘したうえで、政府は今年のインフレ 率が3%を超えないようにすることを目指していると述べた。昨年のインフレ率 は1.8%だった。小売売上高は12%増、輸出入を合わせた外国貿易は15%増が目 標。

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