スズキ株が上場来高値、軽自動車販売が好調-原油高のなか新車伸びる

スズキの株価が大幅高。一時前日比で6%超の 値上がりとなり、株式上場以来の最高値を更新した。原油高で燃費に優れた軽自動 車全体の販売が伸びるなか、フルモデルチェンジ(全面改良)した車種が特に売れ ていることを受けた買い注文が先行している。

株価は一時前日比で145円(6.2%)高の2495円まで値上がりした。4日連続 の上昇で、1月31日に付けていた上場来高値(2420円)を1カ月強ぶりに上回っ た。午前9時45分現在で同130円(5.5%)高の2480円で取引が進んでいる。値上 がり率は東証1部2位、売買代金は29億5000万円。

スズキ株の最高値更新について市場は「軽自動車販売好調を受けた買い注文が 優勢。インドの市場シェアが高いことからこれまでもインド関連銘柄として注目は されている」(石川照久・みずほインベスターズ証券投資情報室部長)とみている。

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した2月の軽自動車の販売台 数は前年同月比5.6%増の18万1553台と2カ月連続でプラスだった。最大手スズ キは新「MRワゴン」が好調で10%増の5万9406台、一方ダイハツ工業は1.6%減 の5万4409台になった。

ガソリンが価格上昇するなかで燃費のいい軽自動車の販売が伸びており、2月 の販売は当月で過去最高になった。半面で登録車(排気量660cc超)販売は2月に

1.2%減となり、8カ月連続でマイナスになっている。

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