2月登録車販売が8カ月連続マイナス、軽は快調-三菱自回復続く(4)

日本自動車販売協会連合会(自販連)が1日 発表した2月の登録車販売台数(排気量660cc超、軽自動車を除く)は前年同月 比1.2%減の35万3234台で、8カ月連続でマイナスとなった。一方、全国軽自 動車協会連合会(全軽自協)が発表した2月の軽自動車(排気量660cc以下)の 販売台数は同5.6%増の18万1553台で、2カ月連続でプラスだった。

登録車販売をブランド別でみると、トヨタが同1.0%増の16万5668台と2 カ月連続で増加。トヨタは、1月にミニバン「エスティマ」の新型モデルや、ダ イハツ工業からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けている小型SU V「ラッシュ」を発売、2月には約5年ぶりに全面改良したセダン「カムリ」を 発売した。

05年8月から展開しているトヨタの高級車ブランド「レクサス」は1425台 だった(前月は1904台)。

経営再建中の三菱自動車は同40%増の8036台と回復基調が続いている。日 産自動車は同16%減の6万8132台、ホンダも1.0%減の3万5109台といずれも マイナスだった。日産自は5カ月連続、ホンダは3カ月連続でそれぞれ前年割れ。

軽は日産、三菱が好調

軽の販売台数をメーカー別にみると、スズキが10%増の5万9406台、ダイ ハツが1.6%減の5万4409台だった。スズキは1月末、約4年ぶりにフルモデ ルチェンジ(全面改良)した主力の「MRワゴン」を発売するなど、販売が順調 に推移している。シェア(市場占有率)は、スズキが32.7%でトップ。ダイハ ツは30.0%で2位だった。

三菱自は22%増の1万9120台だった。1月下旬に新型車「アイ」を発売。 累計受注台数は2月5日までに月間販売目標(5000台)の2倍に当たる1万台 に達するなど好調となっている。

日産自も67%増の1万5053台と大幅に増加、月間ベースで過去最高となっ た。日産自はスズキがOEM(相手先ブランドによる生産)供給する「モコ」を 2月1日に発売した。一方、「R2」の販売低迷が続いている富士重工業は 18%減の1万1477台。マツダは14%増の5428台だった。

ホンダは14%減の1万6657台と1月の29%減に続き、前年実績を割り込ん だ。ホンダは3月に3系列ある販売網を1本化、軽自動車をこれまでの「プリ モ」専売から全店販売に切り替える。このタイミングに合わせて新型軽自動車 「ゼスト」も投入し、巻き返しを図る。

05年4月-06年2月までの累計は167万1394台で、前年同期と比べ3.5% 増と好調に推移している。全軽自協では「年度ベースで過去最高となるのはほぼ 確実」とみている。これまでの過去最高は1999年度の190万8701台。

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