2月のM&A発表総額は3010億ドル、6年ぶり高水準-大型案件相次ぐ

ブルームバーグ・データによると、ドイツ の電力会社エーオンによるスペインのエンデサ買収提案(350億ドル=約4兆 円)やフランスの電力会社スエズによる仏ガス公社(GDF)買収計画(398億 ドル)などの発表が相次ぎ、2月は世界のM&A総額(発表ベース)が約6年 ぶりの高水準となった。

2月のM&Aは合計3010億ドルとなり、米アメリカ・オンライン(AOL) がタイム・ワーナー買収を発表した2000年1月の4210億ドル以来の高水準と なった。

JPモルガン・チェースの欧州M&A担当幹部ダグ・スカッタム氏は「全 産業が全力で取り組んでいる」と述べ、「今年はまた、極めて好調な年になる だろう」との見方を示した。

過去3年にわたって経費削減と債務圧縮を重点的に進めた企業がここにき て、買収に動き出している。ブルームバーグ・データによれば、今年発表され た買収の総額は前年同期に比べて24%多い4760億ドル。100億ドルを超す大型 案件は7件に上る。欧州企業は今年の企業買収全体の58%を占めており、大型 案件の4つは欧州企業が関係している。

M&A増加は投資銀行に利益をもたらす。米メリルリンチと米リーマン・ ブラザーズ・ホールディングスは今年のM&Aのアドバイザー番付で、JPモ ルガン・チェースに次いでそれぞれ2位と3位。エンデサとスエズの顧問を務 めている仏BNPパリバは4位、スイスのUBSが5位となっている。

-- Editor: Quinson

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