米マイクロソフト:次期OS「ウィンドウズ・ビスタ」を6種類発売へ

パソコンソフト最大手マイクロソフトは 27日、次世代基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」を6種類発売す る計画を明らかにした。次期OSの販売を後押しするため、現在別々に販売 している娯楽用機能を搭載した消費者向けバージョンなどを投入する。

マイクロソフトのシニア・ディレクター、ニール・チャーニー氏が先週 のインタビューで明らかにしたところによると、「ウィンドウズ・ビスタ・ ホーム・プレミアム」は、テレビの録画や再生機能やテレビに番組を転送す るワイヤレス・リンク、データのペン入力などの機能が盛り込まれている。 価格は提示しなかった。

マイクロソフトはOS利用者にアップグレードを促すため、娯楽や写真、 データ検索を中心に機能を拡充している。新バージョンの発売はすでに2年 遅れており、新製品発売を控えた顧客の買い控えで売り上げは伸び悩んでい る。

同社の27日の発表によると、今年下期(7-12月)に発売予定の2種 類の新バージョンは企業向け。3種類は消費者向け。「スターター」と称し た6つ目の新バージョンは新興市場向け。

チャーニー氏によれば、「ウィンドウズ・ビスタ・ビジネス」と「ウィ ンドウズ・ビスタ・エンタープライズ」は、従来バージョンよりも起動時間 を短縮した。また「ビスタ・エンタープライズ」は、ノート型パソコンのハ ードドライブを暗号化し、紛失や盗難の場合には情報を保護できる。

「ウィンドウズ・ビスタ・ホーム・ベーシック」はウェブサイトの閲覧 や電子メール、文書作成のシステムを簡素化した。「ウィンドウズ・ビスタ・ ホーム・プレミアム」は、従来の「ウィンドウズ・タブレット」と「メディ ア・センター」ソフトにある機能を盛り込んだもので、テレビや音楽、映画 などの家庭用娯楽機器を制御できる。