トリノ冬季五輪が閉幕、閉会式で乱入騒ぎも―メダル数最高はドイツ

トリノ冬季五輪は26日夜(日本時間27日 早朝)に閉会式が行われ、約2週間にわたる競技の幕を閉じた。閉会式は、イタ リアのカーニバルを基にした華やかな祭りの雰囲気を演出したものとなった。

開幕当初は空席も目立ったが、競技日程が進むにつれて来場者数も増え、100 万枚準備されたチケットは最終的に9割が売れた。トリノ市街の歴史的地区やス キー村のあるセストリエールのバール(軽食喫茶店)などは連日の賑わいをみせ た。当初トラブルが生じた交通機関もその後順調に運行。競技会場の質は、五輪 当局の評価で過去最高だった。ただ、米国でのテレビ視聴率は低調だった。

閉会式は、トリノ五輪組織委員会のカステラーニ会長のあいさつ中に乱入し た男がマイクを奪い一時中断される場面もあったが、男はすぐに警官に取り押さ えられた。

メダル獲得数はドイツが最多で、金11個、銀12個、銅6個。ドイツは前回 のソルトレークシティーに続いて冬季五輪でメダル獲得数トップに立った。2位 は米国の25個。一部の有力選手の不振が響き米国ではNBC放送の22日の視聴 率が10%と、1992年のバルセロナ五輪以来最低だった。スウェーデン(金7個、 メダル獲得合計14個)と韓国(金6個、合計11個)、カナダ(金7個、合計 24個)は冬季五輪のメダル数でそれぞれ過去最高を記録した。日本のメダルは フィギュアスケート女子の荒川静香選手が取った金メダル1個。

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