与謝野金融相:関係者で判断するのが妥当-ドンキホーテのTOB問題

【記者:下土井 京子、 上野 英治郎】

2月17日(ブルームバーグ):与謝野馨経済財政政策・金融担当相は17日午 前の閣議後記者会見で、弁当・惣菜店を展開するオリジン東秀の株式をめぐり、 ディスカウントストア大手のドン・キホーテが公開買い付け(TOB)に失敗し た後、市場で買い増していることに関して、「取引がどのようになされてきたの かということも良く分かっていない。にわかにこれはこうですという判断を私の 立場でするというのは好ましくない」と述べ、「ご関係者でご判断されることが 妥当だと思っている」との考えを示した。

ドン・キホーテは、オリジン東秀の子会社化を目指して敵対的TOBを仕掛 けたが失敗。その後、市場で株式を買い増し、15日には46%強まで保有したと 発表した。この市場での株式取得について、オリジン東秀は、証券取引法違反か 法の不備をつく不適切な取引に該当するとして、証券取引等監視委員会に報告す る方針を示していた。

ドン・キホーテは当初、オリジン東秀株の31%を保有していた。その後の 市場買い付けが当初保有からの「一連の取引」ならば、TOBで買い取る必要が あるとする証取法のTOB規制に抵触する。ドン・キホーテは、一度TOBを実 施しており、その後の市場買い付けについては法的に何ら問題ないと主張してい る。

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