上海の銅相場:反落-FRB議長の利上げ示唆で需要後退懸念広がる

16日の上海銅先物相場は反落。バーナンキ 米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げを示唆したことを受け、経済成長 が鈍化し工業向け商品需要が後退するとの懸念が広がった。

バーナンキ議長は就任後初の議会証言で、インフレ抑制のために追加的な利 上げが必要となる可能性があるとの認識を明らかにした。大陸フューチャーズの 金属トレーダー、王崢氏は16日、上海からの電話インタビューで、バーナンキ 議長のコメントをきっかけに、投資ファンドによる銅やアルミニウムなど金属の 売りが加速したとの見方を示した。

王氏は「バーナンキ議長による追加利上げの可能性を示唆するコメントは、 予想外だった」と指摘。「金利がより長く据え置かれるとの期待を背景に、年初 以来、投資ファンドの大量の資金が商品市場に流入している」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場5月限は、値幅制限いっぱいの4%下落し、前 日比最大1870元安の1トン当たり4万5210元となった。上海時間午前11時半 現在、同4万5490元で取引されている。