米住宅建設各社の販売見通し後退-購入見込み客数が03年以来の低水準

米国の住宅建設各社の向こう半年の販売見 通しは、購入見込み客数が約3年ぶりの低水準に落ち込むなかで後退している。

全米ホームビルダー協会の15日の発表によると、同協会と米銀ウェルズ・ ファーゴが算出する住宅市場指数は2月、57と2003年4月以来の低水準にとど まった。

価格と金利の上昇で米国民が住宅購入をためらうなか、トール・ブラザー ズなどの住宅建設会社は利益見通しを下方修正している。住宅市場が減速すれ ば、今年の米経済は原動力を失うとエコノミストらは懸念している。

JPモルガン・キャピタルの米国担当エコノミスト、ヘイシーブ・アーメ ド氏は「住宅販売が減速していることは疑いがない。これが続けば、今年下期 (7-12月)に目に見える景気減速が表れてくるだろう」と述べた。

この日、就任後初の議会証言を行ったバーナンキ米連邦準備制度理事会(F RB)議長は、住宅市場の減速を景気拡大を脅かすリスクの1つに挙げた。

30年物固定金利型住宅ローン金利は10日までの週に、6.24%と1年前の

5.57%から上昇している。