ジャンク債投資なら30年物が有利、高利回りで低リスク-UBS

UBSセキュリティーズは15日までに、 ジャンク(高リスク・高利回り)債投資家は比較的格付けの高い30年物の銘柄 を選ぶことで、リスクを抑えながらリターン(投資収益)を高めることができ ると指摘した。

UBSによると、ジャンク債市場に超長期債は多くはないが、エグゼクテ ィブ・ディレクターでクレジット・ストラテジストのスティーブン・アントツ ァック氏は、ジャンク級(投機的格付け)の中でも格付けが高めの30年債の購 入が有利との見方を示した。また、デフォルト(債務不履行)の増加が予想さ れるなかで、格付け「CCC」以下の銘柄は売りを勧めた。

同氏はコネティカット州スタムフォードのUBSのオフィスでインタビュ ーに答え、格付け「BB」の30年物ジャンク債には「相対的な妙味がある」と 述べた。「BB」はジャンク級の中では上位の格付け。

同氏は、景気と企業収益の伸びが減速すれば、低格付けの債券は価格下落 が大きいと指摘した。格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは 1月に、ジャンク債のデフォルト率は今年3.3%と、2005年の1.8%から上昇す るとの見通しを示していた。

UBSによると、格付けBBの30年債の利回りは、同程度の格付けでより 年限が短いものに比べ90ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)ほ ど高い。アントツァック氏は、「これは意味のある差だ」と指摘した。

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