スイスのUBS:1-3月期は33%増益-投資銀行業で最高益(2)

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欧州最大の銀行、スイスのUBSが4日発 表した第1四半期(1-3月)決算は、純利益が前年同期比で33%増となった。 運用資産が大きく伸びたほか、投資銀行業務が過去最高益となった。

同行が電子メールで配布した資料によれば、純利益は35億スイス・フラン (約3220億円、1株当たり3.39スイス・フラン)と、前年同期の26億3000 万スイス・フラン(同2.48スイス・フラン)から増加。ブルームバーグ・ニュ ースがアナリスト12人を対象にまとめた予想中央値(30億スイス・フラン)を 上回った。

株式相場上昇が資金運用手数料収入とトレーディング収入を押し上げ、富 裕層を対象としたプライベートバンク部門と証券子会社は過去最高の利益を記 録した。

クライブ・スタンディッシュ最高財務責任者(CFO)は資料で、UBS が「良好な環境を十分に生かし、最良の四半期ベースでの業績となった。トレ ーディング業務が金融相場の健全な上昇から恩恵を受けたのに加え、増益とな っている資産運用事業の資産規模も拡大した」と述べた。

米国を含む資産運用部門の税引き前利益は39%増の14億6000万スイス・ フラン。投資銀行部門の利益は34%増の17億5000万スイス・フラン。運用資 産総額は昨年末から1140億スイス・フラン(4.3%)増加し、2兆7700億スイ ス・フランとなった。