上海の銅先物相場:続伸-分散投資狙うファンドの需要高まる

10日の上海銅先物相場は続伸。債券や株式 市場を上回るリターン(投資収益)を狙うファンドの需要が高まった。

ロンドンの銅相場は、過去1年間で64%急騰している。一方、23の主要市 場の株価をカバーするMSCI世界指数の上昇率は12%、主要21市場の国債を カバーするMSCI世界国債指数は4.6%下落している。英スタンダード銀行は、 ファンドによる商品投資がことし、ほぼ50%増加し、1200億ドル(約14兆 2000億円)に達するとの見通しを示している。

中国国際フューチャーズ(上海)の調査部門責任者、蔡洛益氏は「ファンド の動向に注目が集まっている」と指摘。「銅をはじめ大半の非鉄金属市場では資 金流入が続いている。このため、銅の強気相場はまだ終わっていない」との見方 を示した。

上海先物取引所の銅先物相場4月限は、前日比最大500元(1%)高の1ト ン当たり4万8590元となった。上海時間午前10時50分現在、同4万8380元で 取引されている。銅価格は、過去1年間で67%急騰している。7日には過去最 高値の4万9230元に達した。

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