上海銅・アルミニウム相場:3週間ぶりの大幅な下落-原油につれ安

8日の上海の銅相場とアルミニウム相場は、 7日に付けた過去最高値から反落し、下落幅は過去3週間で最大となった。同日 の原油相場が下落したことから、商品への投資需要が後退した。

19品目で構成するロイター・ジェフリーズCRB指数は7日、336.43と、 前日比6.82ポイント(2%)下落した。下落率は昨年6月28日以来最大とな った。株式や債券を上回るリターン(投資収益率)を狙った投資資金の流入によ り、CRB指数は過去1年間で22%急騰していた。米国の原油在庫が先週、増 加したとの観測から、ニューヨークの原油相場は4週間ぶりの安値に近い水準で 取引されている。

大陸フューチャーズの先物トレーダー、王崢氏は8日、上海からの電話イン タビューで「原油相場の急落により、ロンドンとニューヨークでは7日、一部の 非鉄金属の需要が後退した」と指摘。「中国のトレーダーは、過去最高水準にあ った非鉄金属相場にも、ファンドによる利食い売りが波及することを懸念してい る」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場4月限は、値幅制限いっぱいの4%下落し、前 日比最大1960元安の1トン当たり4万6920元となった。銅相場は、春節(旧 正月)の休暇後、2日連続で過去最高値を更新。7日には、4万9320元を付け た。上海時間午前11時半現在、同4万7500元で取引されている。

また、アルミニウム先物相場は、値幅制限いっぱいの5%下落し、前日比 1140元安の1トン当たり2万1620元となった。上海時間午前11時半現在、 同2万1900元で取引されている。