米グーグルの株価急落、業績見通し非開示が拍車掛けた―WSJ紙

2日付の米紙ウォールストリート・ジャー ナルはコラム「トラッキング・ザ・ナンバーズ」で、インターネット検索エン ジン大手グーグルの株価が1日に急落したのは、非現実的な業績期待が原因だ と指摘し、同社が事前に業績見通しを提供していれば、避けられた事態かもし れないと分析した。

同紙によると、高成長ビジネスでは業績見通しを提示するのはリスクが高 過ぎるとして、グーグルは開示を見合わせており、こうした方針を採用する企 業は増えている。定期的な業績見通しの提示を制限したり、年に1回だけ見通 しを示しているシティグループやシアーズ・ホールディングス、クリア・チャ ンネル・コミュニケーションズ、フォード・モーターなどの企業は、今後は開 示しない方針を表明している。資産家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会 社、バークシャー・ハザウェイはこれまで1度も公表していない。

短期的な業績見通しを控えることは、経営者と投資家の双方に長期的見通 しの重視を促す可能性があり、グーグル株が前日に売り込まれたことで、将来 への過度の期待は後退する可能性もあるとの見方を同紙は伝えた。

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