インド株:06年は5年連続上昇、センセックス指数は10500に-UBS

欧州の銀行最大手、UBSは1日までに、2006 年のインド株は、企業利益拡大と海外投資家のインド株買いで、5年連続の上 昇となるとの見通しを示した。

UBSは、インド株の指標であるムンバイ・センセックス30種株価指数が 年末までに10500に達すると予想している。同社は1月に、従来の8700から見 通しを引き上げた。センセックス指数は1月31日、9919.89と過去最高で終了 した。

UBSのインドストラテジスト、マニシ・レイチャウドゥリ氏は「成長加 速や企業利益拡大、原油価格の安定、海外および国内からの株式投資堅調の見 通しなどから、センセックス指数の予想引き上げは妥当と考える」としている。

センセックス指数は2005年、モルガン・スタンレー・キャピタル・インタ ーナショナル(MSCI)のアジア太平洋指数の上昇率21%を上回り、アジア 株の中で韓国とパキスタンに次ぐ3位のパフォーマンスだった。

UBSは18日付のリポートで、センセックス指数構成企業の来年度(07 年3月終了)増益率予想を5ポイント引き上げ20%とした。レイチャウドゥリ 氏は、増益率予想の引き上げが株価予想引き上げの理由の半分だと述べた。

UBSはまた、今年度(06年3月終了)のインド成長率予想も7.9%と、 従来の7%から上方修正した。来年度は7.2%(従来は6.9%)に引き上げた。 2005年7-9月期の成長率は前年同期比8%と、世界の主要20経済のなかで中 国に次ぐ2位だった。

同氏によると、インド株には05年、過去最高の106億ドル(約1兆2400 億円)が流入した。同氏はリポートで、「アジアのほかの諸国に比べたインドの 成長可能性を考えると、06年に資金流入のペースが大きく鈍化する理由は見当 たらない」と述べている。インド当局の最新の数字によると、外国人投資家は 年初来、インド株を5億7220万ドル買い越している。

ただ、UBSは現在の株価は割高だとして、インド株の組み入れをMSC Iの日本を除くアジア太平洋指数よりも低くする「アンダーウエート」を推奨 している。

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