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米シティ、GMAC株51%取得でサーベラスのグループに参加-関係者

金融サービス最大手の米シティグループは、 自動車大手、米ゼネラル・モーターズ(GM)の金融部門であるゼネラル・モ ーターズ・アクセプタンス・コープ(GMAC)株の取得を目指し、投資会社 米サーベラス・キャピタル・マネジメントが率いるグループに参加した。事情 に詳しい複数の関係者が28日までに明らかにした。

関係者によると、GMAC株51%に対しては米銀ワコビアと投資会社コー ルバーグ・クラビス・ロバーツを含むもう1つのグループも買収案を提示して いる。合意の時期は設定されていないという。

格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のアナリスト、 ロバート・シュルツ氏は27日のインタビューで、「交渉は引き続き前進してい る」と述べた。S&Pは過半数株売却の交渉が頓挫した場合は、GMACの格 付けをジャンク級(投機的格付け)のさらに下位に引き下げる可能性を示唆し ている。シュルツ氏は「今までのところ、売却ができないという見通しは持っ ていない」と述べた。

GMはS&PやフィッチなどがGMACの債務格付けをジャンク級とした ことを受け、同部門の過半数株売却により格付け改善と自動車ローン向け資金 の調達コスト低下を図ろうとしている。GMの2005年通期は医療費負担や米市 場シェア縮小が響き、86億ドルの赤字だった。

GMのフリッツ・ヘンダーソン最高財務責任者(CFO)は8日のインタ ビューで、GMAC株売却交渉は「かなり迅速に進展」していると述べていた。 同CFOは26日にも、GMACの過半数売却は成功するとの考えをあらためて 示した。

GMの広報担当者、トニ・シモネッティ氏や、関係各社の広報担当者はコ メントを控えた。

S&Pは、GMAC株売却後にGMACの格付けを投資適格級に戻す可能 性があるとしている。売却の可能性を踏まえてS&Pは、GMACの格付けを 「BB」(ジャンク級の上から2番目)と、GMよりも3段階高くしている。

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