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東証社長:ライブドア1時間取引は当面継続-上場廃止明言避ける(2)

東京証券取引所の西室泰三社長兼会長は 27日午前、取引時間を1時間に制限しているライブドア株の特例措置について 「全体の取引は一応、沈静化している」としたうえで、「当面は(1時間取引 を)続けざるを得ない。もう少し推移をみたい」との見通しを示した。

同日午前、自民党本部で開かれ同党金融調査会の企業会計小委員会後に記 者団に対し話した。

現在、監理ポストに入っているライブドア株の取り扱いについては「監査 法人を変えてしっかりとした開示を一刻も早くしてくれることを請い願ってい る」と強調。すでに東証の事務当局がライブドアの新経営陣とこうした問題で コンタクトをとっていることを明らかにした。

また、同社の決算報告書に事実と相違する内容があった場合の上場廃止の 可能性については「そこまでは申し上げられない。中身を見ないうちに上場廃 止などということは東証の運営責任者としてできない」と発言。カネボウなど の前例と比較して考えざるを得ない」と述べた。

上場審査の問題指摘は「お門違い」

この日の委員会では、ライブドアを上場させた責任を問う声も出た。西室 氏は「上場審査の段階で問題があったという認識はしていない」としたうえで、 「上場後に問題が起きたとしか考えられない。厳格な上場審査をしている」と 指摘。審査に問題があったとの指摘は「お門違い」と反論した。

ライブドア急成長の手段として使われた株式分割への対応策については、 東証が昨年4月に大幅な株式分割を企業に自粛するよう規制をかけた経緯を説 明。そのうえで、「東証がちゃんとした措置をとらなければ株式市場はもっと 混乱したと思わざるを得ない」と述べ、東証の対応に問題はなかったとの認識 を示した。

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