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上海の銅相場:過去最高値を更新-中国の経済成長背景に需要拡大観測

上海銅先物相場は26日、過去最高値を更新 した。中国国内のケーブルやワイヤメーカーの需要が拡大するとの観測が高まっ た。

都市化が進む中国では、電力供給の拡大に向けて銅需要が高まっていること から、上海の銅相場は過去1年間で55%上昇している。中国の2005年国内総生 産(GDP)は、前年比9.9%増となり、英国を抜いて世界第4位となった可能 性がある。中国は、世界の銅消費の約25%を占める。

中国の経済成長を背景に4年間に及ぶ商品相場の上昇基調が継続するとの観 測から、ロンドンの銅、亜鉛、鉛相場は25日、過去最高値を更新した。ステン レス鋼に使用される亜鉛は過去1年間で79%、自動車バッテリーに使用される 鉛は 52%、それぞれ上昇している。

RBCキャピタル・マーケッツ(ロンドン)の外貨・商品担当バイスプレジ デント、ポール・メリック氏は、25日の電話インタビューで「非鉄金属相場は、 総じてプラスの市場心理に反応している」と指摘。需要が供給を上回り、「向こ う1、2年は主要金属相場全般で問題になるだろう」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場4月限(中心限月)は、4日続伸。前日比最大 1030元(2.3%)高の1トン当たり4万5240元となった。上海時間午前11時11 分現在、4万5170元で取引されている。

上海東亜フューチャーズのアナリスト兼トレーダー、袁芳氏は「中国の需要 は、春節(旧正月)の休暇後、改善するだろう」と述べ、「銅先物を売却してい たトレーダーが買い戻しに動いたため相場が上昇した」との見方を示した。

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