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石油連盟:10年度めどエタノール導入へ-ハイオクガソリンが対象

石油連盟は18日、サトウキビなどバイオマ ス(生物資源)を発酵させ取り出したエタノールであるバイオエタノールについて、 2010年度をめどにガソリンに導入できるように体制を整備することを決定した。 バイオエタノールはそのまま混入すると自動車の安全性などに影響が出る恐れが あるため、これを原料にオクタン価向上剤(ETBE、エチルターシャリーブチ ルエーテル)を製造し、ハイオクガソリンに混入する方針。

日本政府が05年4月に閣議決定した「京都議定書目標達成計画」では、輸 送用燃料におけるバイオマス燃料の利用が掲げられている。さらに日本政府は同 5月、エタノール大国のブラジルとバイオマスなどの分野で協力することで合意 した。「政府からも強い要請があり、導入する方針を決めた」(石油連盟の渡文 明会長)としている。

石連によると、バイオエタノールの導入規模は年間約36万キロリットルで、 ETBEベースでは84万キロリットル。ただETBEは法律上の監視物質に当 たることなどから、環境評価をはじめとした準備期間が必要になるという。欧州 では、ETBEがガソリンに混入されている。

石連では、バイオエタノール180万キロリットルをそのままガソリンに混入 した場合(混入比率3%)、年間約400億円のコストアップになると試算してい る。04年度の国内ガソリン販売量は6147万キロリットル。

新日本石油の株価終値は前日比14円(1.6%)安の875円

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