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米ヤフー10-12月:増益、広告収入好調-利益は予想以下で株価急落(3)

インターネット検索エンジン大手の米ヤフ ーが17日発表した2005年第4四半期(10-12月)決算は、前年同期比83%増 益となった。年末商戦中の広告収入の伸びと、中国部門売却に伴う利益が寄与 した。利益がアナリスト予想を下回ったことが嫌気され、時間外取引で株価は 急落している。

同社発表によると純利益は6億8320万ドル(1株当たり46セント)と、 前年同期の3億7250万ドル(同25セント)を上回った。一部項目を除いたベ ースの1株利益は16セントとなり、ジェフリーズのアナリスト、ユーセフ・ス クアリ氏の予想17セントに届かなかった。売上高は前年同期比39%増の15億 ドルだった。

スティフェル・ニコラウスのアナリスト、スコット・デビット氏は「この ように予想を下回った場合、株価は下落する」と語る。同氏のヤフーの投資判 断は「ホールド」。

インターネット検索エンジン大手の米グーグルやパソコンソフトの米マイ クロソフトとの間でネットの利用者や広告獲得で競争を展開するなか、ヤフー の増収率は約3年ぶりの低水準にとどまった。この日の取引終了後発表された 半導体メーカー最大手の米インテルとコンピューター・サービス最大手の米I BMの決算もアナリスト予想を下回った。

決算は取引終了後に発表された。同社株は21セント高の40.11ドルで通常 取引を終了。時間外取引では、ニューヨーク時間午後5時46分現在、5.19ド ル安の34.92ドルと大きく下げている。

パイパー・ジャフレーのサファ・ラシュチー氏は「決算は、少なくとも表 面的には極めて失望を呼ぶものだった」とし、「誰もが若干の上振れを見込ん でいた」と語った。

同社は10-12月期に、中国部門をオンライン小売りで中国最大手のアリバ バ・ドット・コムに売却したことに伴い3億980万ドルの利益を計上。前年同 期は、グーグル株売却益(1億8500万ドル)を計上していた。

他のサイトへの広告料支払いを除いたベースの純売上高は前年同期比 36%増の10億7000万ドルとなり、スクアリ氏の予想と一致した。同社は、今 年1-3月期の純売上高を10億4000万-11億ドルとする予想を発表した。ト ムソンがまとめた16人のアナリスト予想平均は10億9000万ドル。

ヤフー株について投資判断を行っているアナリスト37人は、23人が「買 い」、13人が「ホールド」、1人が「売り」としている。

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