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06年亜鉛相場:前年比41%上昇へ―大和証券SMBCのパーバン氏

大和証券SMBCオーストラリアは、 2006年の亜鉛平均価格が41%上昇するとの見通しを示した。在庫の減少に加 え、中国で自動車や建材向け需要が拡大しているのがその理由だという。

大和証券SMBCの調査責任者(メルボルン在勤)、マーク・パーバン氏 は、06年の亜鉛価格を1ポンド当たり平均88セントと、05年の62.6セント から上昇すると予想。パーバン氏の相場見通しは、モルガン・スタンレー、メリ ルリンチ、ABNアムロなどが先月発表した予想を上回る。

カナダのテック・コミンコや豪ジニフェックスなどの鉱山各社の亜鉛生産 が、中国を中心に拡大する需要に追いつかず、亜鉛価格は今月、過去最高値を付 けた。国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)が昨年10月に発表した見通しによると、 06年の世界の精錬亜鉛需要は5.7%増となり、供給の伸び4.2%を上回る。

パーバン氏は5日、電話取材に応じ、「供給は伸びていない。投資が行わ れていないためだ」と述べた。同氏はさらに、「亜鉛メッキ鋼への強い需要が存 在する。中国での建材、自動車、インフラ向けのおう盛な需要が、亜鉛需要を押 し上げている」と話した。

パーバン氏は、06年のロンドン金属取引所(LME)亜鉛在庫について、 18万-19万トン程度と前年の半分以下に落ち込む可能性があると予想。現時 点での亜鉛在庫の最低水準は01年1月に記録した19万500トン。

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