コンテンツにスキップする

上海の銅相場:過去最高値を更新-チリのスト7日目突入で供給懸念

上海銅先物相場は10日、過去最高値を更 新した。世界最大の銅生産会社、チリ国営銅公社(コデルコ)でのストライキの 影響で、供給不足が悪化する可能性があるとの観測が広がった。

上海先物取引所の銅先物相場3月限は、前日比最大270元(0.6%)高の 1トン当たり4万3560元となった。上海時間午前9時24分現在、同4万 3430元で取引されている。

コデルコは9日、同社の契約労働者が賞与の支払いを求めて実施しているス トによる生産への影響は出ていないと発表した。コデルコの鉱山の広報担当者、 ホルヘ・サンフエザ氏は同日、同社のエル・テニエンテとアンディナの両鉱山で は、スト前と同じ水準で生産が続いていると述べた。ストは、7日目に入ってい る。

上海東亜フューチャーズの袁芳氏らトレーダーは、中国の春節(旧正月)の 祝日を控え、製造業者が銅在庫を積み増していることも、国内価格の上昇につな がっているとみている。

袁氏は10日の電話インタビューで「一部のトレーダーや加工業者は、旧正 月を前に、銅在庫を増やし始めた。このため、現物、先物ともに相場が上昇して いる」との見方を示した。

中国の旧正月の祝日は28日から1週間続く。銅の生産業者や加工業者は例 年、休暇中も生産を停止しない。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE