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日産:アルティマやセントラを北米で増産へ、需要増-志賀COO(2)

日本2位の自動車メーカー、日産自動車の 志賀俊之・最高執行責任者(COO)は9日、北米国際自動車ショーが開かれて いるデトロイトでブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じ、ガソリン価 格の高止まりのなか需要が増加している主力乗用車のアルティマやセントラを、 2006年に米国やメキシコで増産する考えを明らかにした。

志賀氏は、米国市場ではフルサイズのピックアップトラックやSUV(多目 的スポーツ車)などに根強い人気があることに触れ、マーケットの動向が直ちに 大きくシフトするとは考えていないと指摘。「ただ燃費を気にするお客様も増え てくる」と述べ、その意味で「ラインアップを強化するということ」として、品 揃えを強化する意義を強調した。

日産のカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は9日、ガソリン価格 は今年も下がらないだろうとの見通しを示した。その場合、米ゼネラル・モータ ーズやフォード・モーターに比べて燃費効率の良い車種を幅広く揃えているトヨ タ自動車や日産、ホンダが、05年に続いて米国での販売台数記録を更新する可 能性が高まる。

日産は小型セダンのセントラをメキシコで、また中型セダンのアルティマを ミシシッピ州キャントンとテネシー州スマーナで生産している。

志賀氏は「06年は増産というか、大きな工場投資をするわけではないが、 生産の効率を上げるという形で増産に対応しようとしている」と述べ、「例えば、 一つの工場の中でも余っている時間、シフトとシフトの間の休憩時間を詰めたり など、いろいろある」と指摘。「1時間当たりに何台できるか、効率を上げなが らやっていく。それで序々に台数を増やしていく。メキシコとスマーナとキャン トンも」と述べた。

アルティマは米国市場で日産の収益に大きく貢献しており、05年は前年比

8.6%増の25万55371台を販売した。

10日の東証での日産自株の終値は、前日比5円(0.4%)高の1250円。

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