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トヨタ、ホンダ、日産:今年19車種投入へ―米市場で攻勢強める

トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの日本車 メーカー3社は今年、米国市場にモデルチェンジを含め少なくとも計19の新型 車を投入する見込みだ。3社による投入車種の数は年間最高となる。

クレディスイスファーストボストン証券(CSFB)の遠藤功治アナリス トによれば、2005年の米シェアが過去最高の13.3%となったトヨタは、乗用車 とライトトラック、合わせて9車種を発売する予定。

ホンダは6車種、日産自動車は4車種を予定しているという。19車種のう ち4車種がコンパクトカーで、14日から一般公開が始まる北米国際自動車ショ ー(デトロイトモーターショー)で公開される。

遠藤アナリストは東京での取材に対し、日本勢3社が今年、米市場での売 上高と利益を一段と高めると予想、19車種のうち15車種は販売目標を高く設定 し、高い収益性を狙ったものとなると指摘した。

日本勢の米国市場でのシェアは昨年、1.7ポイント上昇し32.2%と過去最 高を記録。対照的にゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、ダイ ムラークライスラーの米ビッグスリーのシェアは2.9ポイント低下の55.2%と なり、日本勢の勢いを跳ね返すのはより難しい状況となっている。GMとフォ ードが減産と従業員削減を進める中、日本車メーカー各社は新たな米工場立ち 上げに向け動いている。

生産能力

明治ドレスナー・アセットマネジメントの金井紀人アナリストは、新型車 の投入ラッシュにより、今年も日本勢は好調で、米国での生産能力が限界に達 する可能性があると話す。CSFBの遠藤アナリストは、トヨタの06年の新型 車販売が同社の米販売全体の30%と、05年の約20%から上昇すると見込んでい る。この割合はホンダが36%、日産が25%となる見通しだという。

米国のガソリン平均小売価格は昨年9月、1ガロン(約3.79リットル)当 たり3.06ドルの過去最高に上昇。米国自動車協会(AAA)の燃料価格ウェブ サイトによれば、ガソリン価格は今月4日現在で、2.23ドルと1年前に比べ26% 高の水準となっている。

調査会社グローバル・インサイトの自動車業界アナリスト(ロンドン在勤)、 アシュビン・コタイ氏は、「1970年代に『シビック』や『カローラ』といった小 型車を投入して初めて米市場に衝撃を与えて以降、今が日本の自動車メーカー にとって小型車販売に最も好ましい時だろう」と語っている。

トヨタ、ホンダ、日産の06年新型車は以下の通り。

会社名  05年の米シェア   06年新型車(モデルチェンジ含む)

トヨタ     13.3%      カムリ、LS430、 ES330、 GSハイブリッド、
                       RAV4、 タンドラ、ヤリス、 FJクルーザーなど
ホンダ      8.6%      アコード、RSX、CR―V、MDX、RDX、
                       フィット
日産        6.3%      アルティマ、G35、350Z、バーサ
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