コンテンツにスキップする

米GM、米市場シェア26%を「死守する」-北米販売部門責任者(2)

自動車メーカー最大手、米ゼネラル・モー ターズ(GM)の北米販売部門責任者のマーク・ラネーブ氏は5日、ロサンゼ ルス自動車ショーで記者団に語り、北米での市場シェア26.2%を「死守す る」考えを示した。

ラネーブ氏は「今年中に29-30%が回復できると思うほど、甘い考えは 持っていない」と話した。

GMは2002年以来、トヨタ自動車などのアジア勢にシェアを奪われ、同 年以降に米市場シェアを伸ばしたことがない。調査会社オートデータによると、 GMのシェアは現在、2002年の28.7%に比べ2.5ポイント低下している。同 期間中にトヨタはシェアをほぼ3ポイント伸ばし、13.3%とした。

グローバル・インサイトの自動車アナリスト、レベッカ・リンドランド氏 は「現在の水準を維持するのは難しいだろう」として、GMのシェアは 「25.3%まで低下するとみている」と述べた。また「トヨタやホンダ、ヒュン ダイモーターカンパニー(現代自動車)は多数の新型車をそろえている。GM が26%のシェアを維持するには、他社が後退しなければならない」と指摘し た。

米市場シェア後退に伴い、GMは2005年第1-3四半期に計38億ドルの 赤字を出している。同社の2005年通年の米販売台数は前年比4.3%減の445 万台にとどまった。ガソリン高が同社の得意とするSUV(スポーツ型多目的 車)の需要を押し下げた。

ラネーブ氏は「当社は常に成長を目指しているが、この市場でシェアを伸 ばすのが非常に難しいことは現実として認識している」とした上で、「SUV 市場の動向と、よりマクロ的な性格の事柄に多くのことが左右されるだろう」 と語った。

同氏は、今年米国での収益力を回復するには、モデルチェンジしたトラッ クなどの新型車が鍵となるとの考えを示した。GMは5日、ロサンゼルスで大 型SUV(スポーツ型多目的車)2車種の2007年モデルを発表。小型車など の2007年モデルも発表した。新型車への需要が、今年の販売奨励金の削減に つながるだろうとラネーブ氏は期待を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE