コンテンツにスキップする

12月登録車販売は9.7%減-年間では2年連続で400万台割り込む(4)

日本自動車販売協会連合会(自販連)が5日 発表した2005年12月の登録車販売台数(排気量660cc超、軽自動車を除く)は 前年同月比9.7%減の27万3834台で、6カ月連続でマイナスとなった。05年の 年間ベースでは前年比0.9%減の392万8351台と2年連続で減少、目標として いた400万台も2年連続で割り込み、1982年(392万6000台)以来、23年ぶり の低水準となった。

自販連では、年間販売実績が低水準だったことについて、高級車と低価格車 の志向の2極化が進み、全般的に車の購買につながりにくかったと分析。また、 一昨年はトヨタ自動車の「アイシス」や日産自動車の「ティーダ」など量産タイ プの新車が多く投入されており、昨年はその反動も出たと見ている。06年の販 売目標は引き続き400万台。12月の実績に関しては、新潟など日本海側を中心 に大雪が降ったこともあり、販売不振につながったと推察している。

12月の販売台数をメーカー別にみると、トヨタが前年同月比10.6%減の11 万3822台と6カ月連続でマイナス。8月から展開しているトヨタの高級車ブラ ンド「レクサス」は2204台(前月は3541台)。日産自は同28.0%減の3万 8903台、ホンダも同17.8%減の3万5047台など大手3社はいずれも2ケタのマ イナスとなった。一方、三菱自動車は同27.7%増の8264台と7カ月連続でプラ スとなっており、回復が続いている。

また、日野自動車によると、日野の05年の普通トラック(積載量4トン以 上の大型・中型トラック、輸入車除く)の国内販売実績は前年比3.8%増の3万 3994台。シェアは32.1%となり、33年連続でトップを達成した。そのほかのト ラックメーカー各社の販売実績は、いすゞ自動車が同9.4%増の3万50台(シ ェア28.3%)、日産ディーゼル工業が同9.3%増の1万9982台(同18.8%)。 三菱ふそうトラック・バスは13.6%減の2万1988台(同20.4%)だった。

軽は2年連続プラス、190万台突破

一方、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が同日、発表した12月の軽自 動車(排気量660cc以下)の販売台数は前年同月比8.4%減の13万4134台で、 9カ月ぶりにマイナスとなった。ただ、05年の年間ベースでは前年比1.7%増の 192万3717台と2年連続で過去最高を更新、初めて190万台を突破した。ガソ リン価格の高騰を背景に、小型車から経済的な軽自動車へのシフトが進んだよう だ。ただ、全軽自協では今後、さらに小型車との競争が激化すると見ており、06 年の販売目標は前年比1.2%減の190万台とやや固めに見積もった。

全軽自協では、12月の販売実績が不振だった理由について、年末から年初 にかけて各社が新型車を投入するため、顧客側の買い控えがあったと見ている。 ダイハツが年末に「エッセ」を発売。1月には三菱自が「i(アイ)」を、スズ キが「MRワゴン」の新型車をそれぞれ投入する。MRワゴンは日産自にも「モ コ」という名前で、OEM(相手先ブランドによる生産)供給している。

12月のシェアは、スズキが33.0%となりトップ。年間でも32.1%と33年 連続で首位を維持した。ダイハツは12月が30.5%、年間では30.6%となり、暦 年ベースで初の3割を達成した。ダイハツは創立100周年の07年までに年間で 国内販売トップを目指しており、スズキとダイハツの首位争いは今後も激化する とみられる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE