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OPEC:生産量維持の公算、中国などの需要増に対応―1月総会

石油輸出国機構(OPEC)が来年1月の 臨時総会で、ほぼ25年ぶりの高水準となっている現行の生産量を据え置く可能 性が高まっている。OPEC当局者らは、中国を中心とする世界の原油需要増 加への対応の必要性に言及している。

中国政府との会合のため北京を訪れているアハマドOPEC議長(クウェ ート・エネルギー相)は、「われわれは世界の原油市場への供給は十分だと考え ている」と述べた。

世界の原油の4割を供給するOPECは先週、景気拡大のペースが予想以 上だとして、来年の世界原油需要見通しを上方修正した。来年の中国原油需要 の伸び率は6.1%と、世界全体の伸びのおよそ2割に相当すると見込んでいる。

アハマド議長によれば、OPEC原油のバスケット価格は1バレル当たり 平均45-55ドルにとどまる公算が大きい。議長に同行しているアドナン・シハ ブエルディン事務局長代行は、「市場への十分な供給を確保し、同時に世界経済 に悪影響を与えないのはこの水準と思われる。安定性が最も重要だ」と指摘、 OPECは減産する計画はないと述べた。

OPECは先週、原油生産を現在の水準で維持し、ウィーンで来年1月31 日に開催される臨時総会で、この方針について再び協議することで合意した。

アハマド議長は、「中国の需要拡大を受け、中国が主要石油消費国の1つに なった」と言及。中国需要の伸びの現状についての情報を得るとともに、「中国 側にわれわれがどれくらい生産を増やしているか示したい」と語った。

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