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米証券業界、2006年利益は前年比8%増へ-2000年以来の最高に

米国証券業者協会(SIA)によると、米 証券業界の2006年利益は前年比8%増え、2000年以来で最高となる見通しだ。 世界のM&A(企業の合併・買収)と株式取引の増加が、業界の利益を押し上 げるとみられる。

SIAが20日に発表したところによると、米証券業界の2006年税引き前 利益は256億ドル(約3兆円)と、2005年見積もりの237億ドルから増える見 通し。2005年の利益は過去3番目の額で、過去最高は2000年の316億ドル。

ゴールドマン・サックス・グループやメリルリンチなど大手証券会社は、 米経済の高成長を背景としたM&Aや株取引の活発化の恩恵を受け、手数料収 入を増やしている。SIAは、2006年の世界のM&A総額は2005年からさらに 15-20%増加すると予想している。2005年は前年比31%増の2兆5500億ドル。

SIAのチーフエコノミスト、フランク・フェルナンデス氏は電話会議で、 2005年は「特別な年だった」と述べた。さらに、「M&Aは依然、長期サイクル での上昇局面にある。長期サイクルは数年続く傾向がある」と話した。

SIAによると、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の今年の1日平均 の株式取引高は、前年比22%増で過去最高の560億ドル。ナスダック(店頭市 場)では14%増の394億ドルだった。株式や債券による企業の資金調達額も、 過去最高の3兆1500億ドルとなった。

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