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東京地裁:コクドの増資差し止め、猶二氏の仮処分申請を却下

西武グループの中核会社コクドの増資計画 をめぐって、堤義明コクド前会長の実弟である堤猶二氏が、コクド持ち株会社 「NWコーポレーション」の富田正一社長を相手取り増資案に賛成しないよう求 めていた仮処分申請に対して、東京地裁は19日午後、申請を却下した。外立憲 治弁護士が明らかにした。

増資案は西武鉄道の後藤高志社長ら現経営陣が進める再編計画の一環で、コ クドの筆頭株主である義明前会長の影響力を排除するのが狙いだ。1月末に米投 資ファンドのサーベラスなどを引き受け先とする約1331億円の増資を実施する 計画で、今月21日に開かれる臨時株主総会で決議される予定。

NWコーポはコクドへの増資を実施するために設立された持ち株会社で、旧 コクドはNWコーポの100%子会社という関係。旧コクドの株主は株式名簿上 36%が義明氏、残りはコクドの元社員らなどとなっているが、猶二氏らは株の大 部分は相続対策のため元社員らの名義を借りた「名義株」で、実質は創業家のも のであるとして所有権を主張。NWコーポ株の96%について共有株主であると 主張している。

プリンスホテル、西武鉄道もそれぞれ21日に臨時株主総会を開催し、コク ドとプリンスホテルの合併、グループ持ち株会社「西武ホールディングス(H D)」の設立などの議案を提案し承認を得る計画。

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