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米フィデリティのマッキャロン氏:特定銘柄への固執は収益見込めず

米投資信託会社大手フィデリティ・インベ ストメンツのフィデリティ・ユーロピアン・ファンド(資産68億ドル)の運用 に携わるティム・マッキャロン氏は、ポートフォリオを特定の銘柄に固執せず、 保有株の約7割を入れ替えることで、2003年以降顧客資産を倍増させた。

マッキャロン氏(43)はロンドン近郊でのインタビューで、「株式投資で最 も危険なのは、その銘柄にほれ込みすぎることだ」と述べ、「保持する十分な理 由がなければ、売り注文を出すべきだ」と指摘した。

この戦略が奏功し、マッキャロン氏のファンドは過去3年間で105%上昇し、 指標のMSCI欧州指数の上昇率(72%)を上回った。ブルームバーグ・デー タによると、欧州のファンドの資産ランキングで上位7番目。

マッキャロン氏は今年、ドイツテレコムなどの通信株すべての売却を決め、 がん治療約最大手ロシュ・ホールディングスなどの薬品株に資金を移した。投 資戦略顧問会社ワトソン・ワイアットのデータによると、ファンドマネジャー は通常1年間で保有資産の20-100%を入れ替えている。平均は約50%。

ワトソン・アイアットのロンドン部門の投資コンサルティング責任者、イ アン・ビーティー氏は、「フィデリティのようなリサーチ重視のファンドとして は、70%の入れ替え率は高い方だ」と指摘した。

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