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米AOL:合弁交渉でマイクロソフトと決裂、グーグルに絞り込みか

メディア大手タイム・ワーナー傘下のイ ンターネット部門アメリカ・オンライン(AOL)は、ソフトウエア最大手マ イクロソフトと進めていたインターネット広告での合弁会社を設立するための 交渉を打ち切り、検索エンジン運営のグーグルとの合意成立に向けて道を開い た。匿名の関係者が16日、明らかにした。

この関係者によると、タイム・ワーナーはマイクロソフトに対し、交渉を 継続しない意向を伝えた。

マイクロソフトがAOLに合弁を持ちかけたのは1月。8カ月遅れて交渉 を始めたグーグルがAOLとの合意にこぎ着けることになれば、マイクロソフ トには大きな痛手となる。グーグルは最大顧客としてのAOLを確保し、ライ バルのヤフーが展開するニュースやエンターテインメントのウェブサイトに対 する攻勢を一段と強めることになる。

タイム・ワーナーのリチャード・パーソンズ最高経営責任者(CEO)が AOLの合弁を模索する背景には、同部門の広告収入にてこ入れして、株主の カール・アイカーン氏による株価押し上げ圧力をかわす狙いがある。タイム・ ワーナーの株価は年初来で7%下げている。

米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、AOLとグーグ ルが合意に至った場合、グーグルはAOL株5%に対して10億ドルを支払う 可能性があると報じた。タイム・ワーナーおよびグーグル、マイクロソフト3 社の広報担当のコメントは得られていない。

グーグル株(ナスダック公開)は上昇し、前日比7.62ドル(1.8%)高の

430.15ドルで引けた。一時は432.50ドルまで買い進まれ、52週間高値を更新 した。マイクロソフトは同2セント安の26.90ドルで終了。タイム・ワーナー は16セント(0.9%)下げて18ドルちょうどで引けた。

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