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米年末商戦:サックスなど高級百貨店が不調か、富裕層が支出減らす

米高級百貨店のサックスやニーマン・マー カス・グループの今年のクリスマスシーズン売上高は、富裕層が支出を減らす 中で、3年ぶりの低い伸びにとどまる可能性がある。

米国際ショッピングセンター評議会(ICSC)のチーフ・エコノミスト、 マイケル・ニマイラ氏はインタビューで、「サックス・フィフス・アベニュー」 などの店舗での売り上げ不振を受けて、ICSCは高級店の今年の年末商戦売 上高見通しを約3分の1引き下げたと語った。ICSCによると、今シーズン の高級店の既存店売上高は前年同期比4.5%増と、昨年の伸びを下回る見通し。 ICSCは当初、7%増を見込んでいた。

富裕層を中心にモニターする調査会社ラクシュアリー・インスティチュー トの最高経営責任者(CEO)ミルトン・ペドラザ氏は「昨年のように目立っ て活発な消費は見られない」として、「恐らく昨年がピークだったのだろう」 と話した。

不動産市場の減速と株式相場の勢いのなさが、高級品店を訪れるような買 い物客の気持ちの重しとなっているのかもしれないと、ペドラザ氏は指摘する。 S&P500種株価指数は14日までで年初来4.6%上昇。2004年は同期間に7.8% 上昇していた。

2004年の年末商戦の高級店売上高は前年同期比7.7%増。今年12月の売り 上げが急激に伸びたとしても、「シーズン全体では昨年より低い伸びとなるだ ろう」とニマイラ氏は述べた。

それでも、高級品店の売り上げは他のチェーン店に比べると堅調を維持し、 3年連続でより高い伸びを示す見通しだ。フェデレーテッド・デパートメント・ ストアーズなど百貨店の売上高は前年同期比2%、ウォルマート・ストアーズ などディスカウント店は3.5-4%の伸びが予想されている。

全米小売業協会(NRF)によると、業界全体では今年のシーズンの売上 高は前年同期比6%増の4395億ドル(約51兆5300億円)となり、1999年以来 で2番目の高水準となる見通し。

--共同取材:Andria Cheng, Suzy Assaad 、 Brian Sullivan Editor: Mirabella (jto).

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