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証券6社:ジェイコム株利益160億円超-みずほ証券へ返還検討も

UBSグループをはじめとする証券会社6社 が、みずほ証券の大量誤発注問題が発生したジェイコム株の取引で合計160億円超 の利益を上げたことが14日までに分かった。この利益についてはみずほ証券に返還 することも検討している。

ジェイコム株を最も多く保有していたUBSグループで、株式売買による利益 は117億円を超えた。モルガン・スタンレーや日興コーディアルグループを含めた 合計では161億円になる。

各社が財務省に提出した大量保有報告書(5%ルール報告書)の株式取得額と、 みずほ証券による現金決済額(1株91万2000円)から算出した。モルガン・スタ ンレーと野村証券は8日の株価売買高加重平均(VWAP)で試算した。

14日の朝日新聞(電子版)によると、UBSグループはこの利益をみずほ証券 に返還する方向で最終調整している。日興シティグループ証券も利益を返還するこ とを検討していることを認めた。

与謝野馨・経済財政金融担当相は13日の閣議後記者会見で、誤発注に乗じて内 外の証券会社がジェイコム株を取得したことについて「誤発注を認識しながら、自 己売買部門で株を取得するということは、美しい話ではない」と批判していた。

               【ジェイコム株の保有証券一覧と利益額】
            (株数、発行済み株式に占める比率、利益額の旬)
  UBSグループ                        38198株  263.43%  117億2000万円
  モルガン・スタンレー                   4522株   31.19%   14億3000万円
  日興コーディアルグループ               3455株   23.83%   12億4000万円
  リーマン・ブラザーズ                   3150株   21.72%   6億6600万円
  クレディ・スイス・ファースト・ボストン 2889株   19.92%   7億5100万円
  野村証券                               1000株    6.90%   3億1700万円
(岡本泰彦社長ら親族など                10840株   74.76%)
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