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中韓首脳:小泉首相に「正しい歴史対応」を要求-中国外務報道官(2)

小泉純一郎首相、中国の温家宝首相、 韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は12日昼(日本時間同)、マレーシア のクアラルンプールで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3 (日中韓)首脳の昼食会会場で接触、10分余り会談した。日中両政府が現地 でそれぞれ記者説明した。

中国外務省の劉建超報道官は同日夜(日本時間同)、現地で記者団の質問 に答え、温首相と盧大統領は会談で「歴史問題に対する正しい対応と、日中韓 協力に向けた好ましい条件をつくり出すよう小泉首相に迫った」ことを明らかに した。

温首相は会談後、記者団に「日中韓首脳会談の延期は中国がしたかったこ とではなく、小泉首相が過去の歴史の罪を正しく認めようとしないからにほか ならない」と言明。そのうえで「良好な長期的関係は両国民にとっての利益だ が、小泉首相が靖国神社参拝を継続していることは中国民の感情を著しく傷つ けるものだ」と述べ、小泉首相の靖国参拝を痛烈に批判した。

「その事実ない」と日本外務省

日本外務省高官は同日深夜(日本時間13日未明)、記者団に、温首相と 盧大統領が小泉首相に対し歴史への正しい姿勢と3カ国協力への好条件を迫っ たとの劉報道官の記者説明について、「その事実はなかった。現在、中国側に 照会している」と語った。

同高官は同日午後に行った記者説明で、1)会談は予定されていたもので はなかった、2)内容は聞く立場になかったが和気あいあいとした雰囲気だった、 3)会談では3カ国交流が深まっていることや韓流ブームなどが話題になった -と説明していた。

これまで日中韓3カ国の首脳は東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス 3(日中韓)首脳会議の場を利用して公式に会談していたが、ことしは中韓の 意向で見送られていた。

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