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株価100ドル超え銘柄が増加、米リーマンなど-株式分割増える可能性

米株式市場で、株価が100ドルを超える銘柄 の数は、インターネット検索サイト運営の米グーグルの上場以来、倍増してい る。同社株は2004年8月の上場初日に、100ドルを超えた。

同月以降に100ドル超え株の仲間入りをした24銘柄には、米リーマン・ブ ラザーズ・ホールディングスとベアー・スターンズなどの金融株が含まれる。

100ドル超え銘柄の1つである自然食品小売りのホール・フーズ・マーケッ トは11月に、1株を2株とする株式分割計画を発表した。他の100ドル超え銘 柄もこの例にならう公算があると、AGエドワーズの株式ストラテジスト、ス コット・レン氏はみる。同氏は「企業は通常、幅広い投資家に株式を買っても らうことを望む」と話した。ニューヨーク証券取引所に上場する2800社の株価 の平均は約26ドル。個人投資家は機関投資家と異なり株価収益率(PER)を 見ることなく、100ドル超の銘柄を自動的に割高と判断する傾向がある。

株式分割は株主の持ち分を変化させないものの、投資家は株式分割を強気 の兆候とみる。株価下落が予想されるときに取締役会が株価を下げる分割を行 うことはないからだ。

研究によると、株式分割は株主にとっても企業にとっても利点がある。米 イリノイ大学のデービッド・アイケンベリー氏の研究では、株式分割を発表し た企業の株価は発表直後の取引日に3.5%上昇し、その後1年では他の類似銘柄 に比べ9ポイント大きく上昇することが分かった。また、米カリフォルニア大 学デービス校エール経営大学院のラビ・ダー氏らによる2004年の研究によると、 株主数は分割後1年で平均20%増える。ダー氏は電話インタビューで、「株式分 割は将来の有望性を市場に伝えるものだとの認識がある」と話した。

グーグルが上場した2004年8月19日以降に100ドルを超えた銘柄のなか では、3社が現在までに株式を分割している。

リーマンは前回、2000年に株式を分割した。当時、株価は160ドルまで上 昇していた。ベアー・スターンズは1986年以降、株式分割を行っていない。金 融株にはゴールドマン・サックス・グループやレッグ・メーソンなど、100ドル 超え銘柄が多いが、メリルリンチは1993、97、2000年に、株価が100ドルを超 えたり、近づいたりするたびに株式を分割している。

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