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米社債:2日までの週は115億ドル起債-米シティやアメックスの部門

2日までの週の米社債発行市場では、米金融 サービスのシティグループやクレジットカード発行の米アメリカン・エキスプ レス(アメックス)傘下のアメリカン・エキスプレス・クレジットなどが、計 115億ドル(約1兆3900億円)を起債した。調達コストの2週間ぶり高水準を 背景に、起債規模は年初来の週平均の124億ドル(ブルームバーグ・ニュース 調べ)を下回った。

アメリカン・エキスプレス・クレジットは15億ドル、シティは10億ドル を起債した。メリルリンチによると、同週の投資適格級社債利回りは5.52%と、 11月14日以来で最高だった。向こう2週間は、年末までに資金の手当てを済ま そうとする企業が調達を活発化させる可能性があると、一部投資家はみている。

フィフス・サード・バンクの債券責任者ミッチェル・ステープリー氏は「発 行市場は低調」だとして、「金融機関の起債だけが活発だ」と指摘した。2日ま での週の起債では、金融債が投資適格級債の起債の半分以上を占めた。ステー プリー氏は、今後も金融機関が起債規模を押し上げるとの見通しを示した。

メリルリンチによると、2日までの週は、投資適格級社債のスプレッド(米 国債との利回り格差)は2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント) 拡大の97bpとなり、半年ぶり高水準だった。基準となる米10年債利回りも8 bp上昇し11月半ば以来で最高だった。

2日終了週の起債のうち99億ドルは投資適格級で、ジャンク級(投機的格 付け)債は16億ドル(年初来週平均は26億ドル)だった。メリルリンチによ ると、ジャンク債のスプレッドは9bp縮小の363bp。

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