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PIMCOのグロス氏:長期のTIPSは安全、モーゲージ債は割安

債券ファンド最大手、米パシフィック・イ ンベストメント・マネジメント(PIMCO)の投資責任者ビル・グロス氏は 2日、11月の雇用統計について以下のとおりコメントした。雇用統計では、 7月以来最大の雇用者数増加が明らかになった。

保有資産の変化について:

「特にアウトライトの買いは入れなかった。だが米国債の一部をモーゲー ジ担保債にシフトした。モーゲージ担保債は現在、利回りの点で一番魅力的か つ安全だ。米国債の利回り約4.5%に比べ、モーゲージ担保債は5.75%と割安 だ。私の認識では、景気は減速しつつあり、米国債に対比しての社債にはリス クが生じ、モーゲージ担保債の安全性は一段と上昇に向かう」

国内総生産(GDP)見通しについて: 「2006年の実質GDPは2%の伸びとなり、連邦準備制度はフェデラルファ ンド(FF)金利誘導目標の変更ペースを緩め、いずれ休止し、2006年遅く には金融緩和を検討すると確信する」

インフレ連動債(TIPS)について:

「インフレは今後も問題なく推移し、現行水準から低下すると考えてい る」

期間の長いTIPSは「安全」な投資分野だ。

欧州中央銀行(ECB)の利上げを受けた欧州投資の変更について:

「ドイツ国債を中心に、海外資産を減らした。ロシア投資は、ブラジルな どもっと広い意味での新興市場(エマージングマーケット)への投資を反映し たものだ。新興市場債は信用の質においてかなり改善しており、われわれの投 資はこの見方を反映したものだ」

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