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IIJがマザーズに新規上場、初値は公募価格比0.6%高-ネット基盤

インターネット接続大手インターネットイニシア ティブ(IIJ)が2日、東証マザーズ市場に新規上場。午前9時に付いた初値は53 万7000円となり、公募価格(53万4022円)を0.6%上回った。「インターネット業 界の寵児(ちょうじ)」と呼ばれたこともある鈴木幸一氏が率いる独立系通信インフ ラサービス企業の上場で、資金調達の円滑化や技術開発スピードの向上などが期待さ れた。

同社は92年設立。93年7月にネット接続サービスを開始した。当初から海外志 向が強く、99年8月に米ナスダック市場に公開、「自分たち自身で新しいスキームを 作りたい」(鈴木幸一社長)として、インターネット分野の技術基盤確立に取り組ん でいる。

世界に先駆けて導入した広域イーサネットサービスは、価格競争のあおりで低迷、 電力系通信会社「パワードコム」との経営統合も交渉過程で破談するなど紆余曲折を 続けている。

06年3月期の連結業績見通し(米国会計基準)は、売上高が前期比11%増の463 億円、営業利益が同86%増の23億円で。1株当たり利益(EPS)予想を1万8111 円と設定している。

米ナスダック市場における米国時間1日の終値は、前日比17%高の14.71ドルだ った。

同社は今回の東証マザーズ上場に際し、1万2500株の公募と1万500株の売り出 し(オーバーアロットメント部分を含む)を実施、主幹事は野村証券が務めている。

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