【注目株】楽天・TBS、ダイハツ、商船三井、コスモス薬(2)

29日の材料銘柄は以下の通り。

楽天(4755)、TBS(9401):29日付の日本経済新聞朝刊の報道によると、 楽天がTBSに提案した経営統合について、関係金融機関の仲介により両社が 和解の最終調整に入った。楽天は統合提案を撤回したうえで、保有するTBS 株の一部の金融機関への信託による議決権一部凍結を29日にも発表する見通し。 両社は今後、株の処分方法や業務提携の中身などを協議するという。

ダイハツ工業(7262):29日付の日本経済新聞朝刊の報道によると、ダイハ ツ工業は2006年から、燃費向上に効果がある無段変速機(CVT)の生産を開始 する。滋賀工場(滋賀県竜王町)に約200億円を投資して設備を導入し、来年に 全面改良を予定する軽自動車の主力車種に搭載するほか、トヨタ自動車向けにも 供給する計画。小型車との顧客獲得競争が広がるなか、スズキとのシェア争いで 競争力の向上を目指す。

商船三井など海運4社と三井物産:米エクソンモービルなどが出資するカ タールのLNG(液化天然ガス)生産会社ラスラファンLNG(ラスガス)か ら、2008年8月から25年間にわたって北米向けにLNGを輸送する大型契約 を獲得した。カタール側と共同で総額2000億円超を投じて大型LNG船8隻を 建造する。28日に正式調印して発表する。商船三井、三井物産以外に日本郵船、 川崎汽船、飯野海運が参加する。

カナモト(9678):信越・北陸の災害復旧関連工事で建機レンタルが予想 を上回ったうえ、資産の有効利用、一部地域の単価改善などが貢献し2005年 10月通期の連結営業利益は従来予想を15%増額し14億円とした。有価証券売 却益などで経常利益は58%増額、純利益も25%増額した。

コスモス薬品(3349):11月中間期の連結経常利益を従来予想より29% 増額し19億1000万円に上方修正した。前年同期に比べ台風などが少なかった ため客数が増加、売り上げが好調だった。また配当を前回予想に比べ2円50銭 増配し10円とする。株式分割を考慮すると実質5円の増配となる。

東洋合成工業(4970):3月通期の利益予想を下方修正した。経常利益は 28%減額し13億4000万円を見込む。売上高は計画通りに推移しているが、販 売価格の下落、香料材料における中国製品との価格競争、在庫処分、減価償却 費の増加などにより収益が予想を下回る。

アイ・オー・データ機器(6916):12月中間期の連結経常損益が10億5000 万円の赤字に転落する。従来は4億円の黒字を予想していた。2006年6月通期 も5億6900万円の赤字に下方修正。原油価格や材料価格の高騰に加え製品の販 売価格競争が激化、採算割れの製品が出るなど厳しい環境が続くとみられるた め。

日産ディーゼル(7210):増資などで438億円を調達し第Ⅲ種優先株式を 有償消却する。これにより株主資本を減少させずに、優先株の普通株転換によ る希薄化の抑制と優先株の配当負担の軽減を実現する。

ブルーグラス(7478):11月の既存店売り上げ(速報)は前年同月比6.2% 増。気温の低下により秋冬物の売れ行きが好調で、客数、客単価ともに前年同月 を上回った。

スミダ(6817):独独フォクト・エレクトロニックの株式公開買い付け(T OB)を開始する。買付価格は、普通株が1株9.9ユーロ(約1386円)で、優 先株は過去90日の平均株価に約10%を上乗せする。買付予定株式総数は、最少 で発行済み株式の過半数となる130万1株。フォクト株を計38.5%保有する主要 株主2社からTOBに応募する旨の合意を得ている。

アデランス(8170):米投資ファンドのスティール・パートナーズが同社株 の12%超を取得し筆頭株主に浮上したことが明らかになった。

キムラユニティー(9368):広州広汽産業発展有限公司(中国広州市)と 進和(東京都)との3社で、同市を中心に自動車関連の物流サービスを展開する 合弁会社の設立で合意した。資本金300万米ドル(約3.5億円)。

ナノ・メディア(3783):29日東証マザーズに上場する。公募価格は83万 円。公募株数は3100株、売り出し株数は900株。主幹事は野村証券。

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