上海の銅先物相場:3営業日ぶり反落-備蓄局の在庫売り増し観測で

15日の上海銅先物相場は、3営業日ぶりに反落し た。中国国家備蓄局(SRB)が、価格を抑制するため銅在庫の売りを増やすとの観測 が高まった。

SRBは9日、16日の公開入札で銅2万トンを売却すると発表した。複数のトレー ダーによると、SRBは、7日にも中国糧油(コフコ)フューチャーズを通じて銅4万 トンを売却した可能性がある。

上海大陸フューチャーズのトレーダー、王崢氏は電話インタビューで「SRBは、 銅在庫からの売りを増やすと明言しており、このことが、きょうの相場を抑制してい る」と指摘した。

上海先物取引所の銅相場(1月限)は、前週末比最大230元(0.6%)安の1トン当 たり3万7300元となった。上海時間午前9時34分現在、同3万7400元で取引されてい る。

SRBが、相場下落を見込んだ同局トレーダーによるポジションをカバーするため 銅の購入を迫られる可能性があるとの観測が広がるなか、ロンドン金属取引所(LM E)の銅先物相場(3カ月物)終値は14日、前週末比0.5%高の1トン当たり4126ド ルを付け、過去最高値を更新した。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は14日、SRBが、最大20万 トンの銅をLMEの引き渡し期日である12月21日までに手当てする必要があると、複 数の匿名トレーダーの話を基に報じた。トレーダーによると、SRBの職員だった劉奇 斌氏が行方不明となっている。

-- Editor: Poole.

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