米プライスラインの7-9月期:純利益は17倍-通期見通しを上方修正

格安旅行サービスのオンライン通販で最大手の米 プライスライン・ドット・コムが2日発表した第3四半期(7-9月)決算は、税効果 を受けて、純利益が前年同期の17倍に達した。同社は通期見通しも上方修正した。

純利益は1億7160万ドル(1株当たり3.71ドル)と、前年同期の1000万ド ル(同23セント)から大幅に増加。売上高は前年同期比9.7%増の2億5880万ドル。 利益はアナリスト予想平均も上回った。

7-9月期の業績は1億6000万ドルの税効果で押し上げられた。また、ジェフ リー・ボイド最高経営責任者(CEO)が米国より高い伸びを示す地域で企業買収を進 めた結果、プライスライン・ヨーロッパの予約販売件数は14倍に膨らんだ。米国内の ネット予約販売は市場が成熟し、消費者がホテルや航空会社のウェブサイトで直接予約 するなかで、競争が激化している。

7-9月期は、一部項目を除く1株利益は47セントとなり、調査会社トムソ ン・ファイナンシャルがアナリスト11人を対象にまとめた予想平均(37セント)を上 回った。

同社は、通期の1株利益が一部項目を除いたベースで1.33-1.37ドルになると の見通しを示し、従来予想の1.20-1.30ドルから上方修正した。第4四半期(10- 12月)の1株利益(一部項目を除く)は24-28セントと予想した。

決算発表は通常取引終了後だった。同社株は時間外取引で一時、14%高の22.18 ドルに上昇。通常取引終値は前日比4セント安の19.50ドル。年初来の株価騰落率はプ ラス17%。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE