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【個別銘柄】三菱商、プロミス、ホンダ、沖電気、ドトール、黒田電

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通 り。

三菱商事(8058):4.2%高の2250円。午後に発表した9月中間期の連 結純益が98%増の1783億円と好調だったことに加え、中間配当の13円への 増額と通期業績予想の上方修正などが上昇のきっかけになった。

プロミス(8574):6.8%安の7320円。消費者金融大手が見通しを上方 修正するなか、プロミスだけが下方修正したことや、三井住友フィナンシャ ルグループとの提携効果が出ていないとの見方が広がった。通期連結純利益 は630億円から前期比23%減の582億円に修正。

ホンダ(7267):1.6%安の6260円。同社は前日、2006年3月期通期の 連結業績予想を上方修正したものの、実質は営業利益500億円以上の下方修 正との見方を受けて、売りが優勢となった。最大の収益源である北米での収 益が悪化しており、懸念が広がったもようだ。

沖電気工業(6703):2.9%安の370円。主力の情報通信システムの需要 が金融業界向けなどで減少しているうえ、半導体やカラープリンターの価格 低下で採算が悪化。今期経常利益見通しを4割減額したため、予想以上の業 績悪化と受け止められた。

京セラ(6971):0.1%高の7410円。06年3月期の連結純利益予想を

9.9%下方修正したにもかかわらず、さらなる下ぶれを警戒する向きも多く、 午前は売り圧力が強かった。携帯電話などの通信機器向け電子デバイスの不 振に加え、光学機器事業の赤字幅拡大で業績不振が続いているためだ。引け 間際に前日比プラスに浮上した。

ドトール(9952):8.5%高の2375円。前日発表した9月中間期連結決 算は、売上高が前年同期比7.1%増の343億円、営業利益は同15%増の30億 円、純利益は同7.3%増の15億円といずれも過去最高となったことが好感さ れたようだ。

鹿児島銀行(8390):11%高の1024円とストップ高(値幅制限いっぱい の上昇)で終了。最近、業績の上方修正を発表した地方銀行株が値上がりし ている。地銀株はほぼ毎日、値動きの大きい銘柄が入れ替わる展開が続いて いるが、業績に関するニュースがきっかけである場合が多いようだ。

黒田電気(7517):9.9%高の1826円。7月以降で4割近く株価が値下 がりしていたこともあり、会社側が27日に業績予想を上方修正したことが好 感されやすかった。液晶バックライトフィルムの製品単価が想定より下落し なかったほか、パソコン関連部材、自動車関連部材も堅調に推移している。

イー・アクセス(9427):1.2%高の7万4300円。日経新聞で、東京電 力傘下で固定電話事業を展開するフュージョン・コミュニケーションズを買 収すると報じられたことを材料視した買い注文が膨らんだものの、会社から 否定コメントが出たため、急速に上げ幅を縮小した。

楽天(4755):1.0%高の7万2700円。TBS株を取得して経営統合を 求めている楽天の株価下落が続いている。一時前日比で4%超の値下がりと なり、今年に入っての最安値を更新したが、午後はプラスに転じた。TBS との対立色が強まっていることから、統合実現のための株式を追加で取得、 それに必要な資金を公募増資などで調達するのではないかといった懸念が出 ている。交渉自体が長期化するとの観測も株価には逆風。

TBS(9401):3.4%高の3310円。一時前日比で7%超の値上がりに なった。株式保有比率を高めている楽天が一段の株式取得の可能性を排除し ない姿勢を明確にしたことを受けて、買い注文が先行した。

日本精工(6471):3.6%高の659円。今年に入っての最高値を更新した。 前日に会社側が発表した中間決算を受けてゴールドマン・サックス証券が投 資評価を中立に当たる「インライン」から買いに相当する「アウトパフォー ム」に引き上げたことも手掛かりとなったようだ。

アサヒビール(2502):3.4%安の1427円。27日発表の1-9月業績で は、ビールや発泡酒の販売が苦戦で2ケタの営業減益だったことを受けて、 通期業績の下振れ懸念が強まったもようだ。

キッコーマン(2801):0.9%高の1105円。一時、年初来高値を更新。 米系投資ファンドのスティール・パートナーズが同社株を新規に5%超保有 していることが判明し、上昇のきっかけになったようだ。

キョウデン(6881):0.6%安の698円。前日発表した9月中間期と 2006年3月期通期の業績予想の下方修正が売りの手掛かりとなったようだ。 プリント配線基板事業も流通事業も価格下落で売り上げ、利益がともに圧迫 された。また子会社の減損損失の計上で中間連結純利益は56%減額し5億 5000万円とした。

メック(4971):5.2%高の1940円。午後一段高となった。10月半ばか ら上昇基調で、5営業日続伸と堅調だ。26日に業績修正を発表し、中間期の 連結売上高は下方修正した一方、利益予想は上方修正している。新光証券が、 来期も業績拡大が期待できるとして投資評価を「1」に引き上げたことも買 い安心感につながったようだ。

コネクトテクノロジーズ(3736):15%高の73万2000円。大和総研が 27日付で同社の投資評価を新規で「1(買い)」と設定したことがきっかけ となり、買い注文が集まったもようだ。目標株価は86万円とした。

コマツ(6301):1.6%安の1473円。建設機械の需要拡大で今期の連結 営業利益が前期比5割増と大幅に従来予想を上回り、年間配当を引き上げる 公算が大きいと報道され、業績拡大期待があらためて広がった。半面、同社 株は9月27日に上場来高値を更新しており、好業績は織り込み済みとして株 価の一段上昇を警戒する見方もあるようだ。

日本軽金属(5701):0.7%高の301円。午後2時に2005年9月中間期 の業績修正を発表したあと、9円上昇した。自動車関連分野の需要が予想以 上に好調で、連結純利益は従来予想を60%増額して40億円とした。

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