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鹿児島銀が一時10%高-上方修正発表の地銀の上昇目立つ

鹿児島銀行など最近、業績の上方修正を 発表した地方銀行株が値上がりしている。地銀株はほぼ毎日、値動きの大きい 銘柄が入れ替わる展開が続いているが、業績に関するニュースがきっかけであ る場合が多いようだ。

27日に業績の上方修正を発表した鹿児島銀行は一時、95円(10%)高の 1019円まで値を上げた。4日続伸し、2日連続で年初来高値を更新している。 同じく27日に上方修正を発表したスルガ銀行は3日続伸し、4.6%高まで上昇、 2000年11月以来の水準で推移している。

また26日に上方修正を発表した百十四銀行は4日続伸。一時、4.9%高と なった。このほか25日に業績上方修正を発表した名古屋銀行は7.5%高、北越 銀行は7.5%高まで値を上げている。

不良債権の処理にめどがたち、景気回復傾向が強まっていることから今期 の銀行の業績は総じて前期に比べ大幅に改善するとみられているが、有価証券 の売却益、貸倒引当金の取り崩し益、償却債権の取り立て益などを期初予想以 上に計上して業績を修正する銀行が多い。

リテラ・クレア証券の井原翼情報部長は「鹿児島銀行は、貸し倒れ関連の 費用が予想よりも減少することを上方修正の理由にしているが、他の銀行にも 同じようなことがいえるようだ。銀行、特に景気回復の力強さが感じられる九 州の銀行の株価は上昇が期待できるとみている」と語った。

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