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賠償金の減額求めた東芝の上訴を却下-カリフォルニア州最高裁

企業秘密の不正利用をめぐり電子メディ ア技術大手の米レクサー・メディアが東芝を相手に訴えを起こした問題で、カ リフォルニア州最高裁は26日までに、陪審の賠償命令を支持した同州地裁判 断を見直すよう求めていた東芝の上訴を却下した。

陪審は今年3月、東芝が1997年にレクサーと結んだメモリーカードを共 同開発する合意に違反し、開発技術をレクサーと競合する米サンディスクと共 有したとして、補償的賠償金3億8140万ドル、懲罰的賠償金8100万ドルの計 4億6540万ドル(約540億円)を支払うよう東芝に命じる評決を下した。

東芝は、賠償金のうち不当利益に関する部分(2億5580万ドル)は、拘 束力を持たない勧告的意見の対象とみなされるべきだと主張。地裁のジャッ ク・コマー判事に減額または取り消しを求めたが、拒否されたため、最高裁に 上訴していた。

東芝は今後、審理後の申し立てによって、不当利得に関する賠償金の減額 または評決からの除外をコマー判事に求めることができるほか、異なる法的根 拠を基に上訴することができる。

東芝の広報担当ジャン・ジョンソン氏は、同社は「われわれが誤っている と考える陪審評決を正すために」法的な手続きを続けるとの方針を示した。レ クサーのエリック・ウィタカー執行副社長兼法律顧問は「われわれはカリフォ ルニア州最高裁が東芝の上訴を却下したことをうれしく思っている」と語った。

レクサーの26日株価終値は22セント(2.7%)安の7.93ドル。東芝は変 わらずの535円。

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