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銀行・証券会社、相次ぎ円相場見通し下方修正-年末117-119円に

米モルガン・スタンレーとクレディ・スイ ス・ファースト・ボストン(CSFB)、米ベアー・スターンズの証券会社3 社は、過去2日の間にそろって円相場見通しを下方修正した。

CSFBは19日付のリポートで、「円安の原動力は日本からの資金流出だ と思われる」とした上で、このような傾向は日米の金利差拡大に伴い「2006年 に入っても続くだろう」との見通しを示した。同社は3カ月後の円相場見通し を1ドル=117円と、従来の112円から円安方向に修正した。半年後の予想は 120円としている。

ベアー・スターンズは20日、2005年末の円相場見通しを118円と、従来の 111円から修正。2006年末の予想は130円(従来は100円)とした。チーフエ コノミストのデービッド・マルパス氏はリポートで、「日本の資金が高い利回 りを求めて盛んに海外に流出していることを示す兆候は既に明確だ」と指摘し た。

モルガン・スタンレーも、今年末の予想を118円(従来は112円)とした。 同社は、日銀による利上げの公算は欧州中央銀行(ECB)よりも低いとして、 ユーロに対しても円が下落するとの見通しを示した。通貨調査のグローバル責 任者、スティーブン・ジェン氏(ロンドン在勤)は、日本の景気回復は「安定 的だが緩やか」であり、日本はまだ「衝撃に対してぜい弱だ」と指摘した。

豪コモンウェルス銀行は19日、年末の円相場は1ドル=119円(従来は108 円)との見通しを示した。

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