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米企業の自社株買い、過去最高のペース-ニューヨーク・タイムズ紙

1日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、 タイム・ワーナーやモトローラなど米企業が余剰資金を使い、過去最高のペー スで自社株買いを実施していると報じた。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によると、上期 (1-6月)の自社株買いは1630億ドル(約18兆6000億円)と、前年同期実 績を91%上回った。S&Pの株式市場アナリスト、ハワード・シルバーブラッ ト氏は、企業の2005年の自社株買い費用は3000億ドル超に上り、昨年全体の 1970億ドルを大幅に上回る可能性があると述べた。

企業は、株価が割安だという見方を投資家に示すシグナルとして、自社株 買いを実施することが多い。自社株買いはまた、発行済み株式数を減少させる ため、1株当たり利益などの財務指標の改善につながる。

企業の自社株買いを研究している米イリノイ大学のデービッド・アイケン ベリー教授(会計学)は、「かなり力強い現象だ」と述べ、「企業の自社株買 いにはさまざまな理由があるが、最大の理由は株価が不適切な水準にあるとい う認識だ」と分析した。

S&P500種株価指数の構成企業の手元現金は現在、株式時価総額の約

7.3%と、今年記録した17年ぶりの高水準である7.7%をわずかに下回る水準に ある。

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